私はふるさと納税を2021年から続けていて、これまでに30回以上寄付しています。ただ、毎回じっくり返礼品を選んでいるわけではありません。選んでいる返礼品の種類は数えるほどで、あとは一度決めたものを繰り返し寄付しているだけです。
この記事では、そのリピートしている寄付を4つに整理しました。返礼品選びに時間を使いたくない人ほど、参考になると思います。
- あとから選べる
- 贈り物にする
- 旅行に使う
- 返礼品を受け取らない応援寄附
返礼品選びで迷ったら、まず「その寄付を何のために使うか」を決めると早いです。自分で使うか、贈るか、旅行に使うか、それとも返礼品自体いらないか——ここが決まれば、候補は自然と絞られます。
この記事でわかること:
- 実際に10回以上リピートしている「あとから選べる」返礼品の使い方
- 贈り物として送る返礼品を選ぶときに確認すべきこと
- ポイント制度が変わった前後で、寄付の実質的なお得さがどう変わったか
【結論】返礼品選びは「目的」を先に決めると早い
| 目的 | 向いている使い方 | 詳しく |
|---|---|---|
| 何を頼むか決めきれない・年末に駆け込みたい | あとから選べる | 見る→ |
| 誰かに贈りたい・お中元やお歳暮の代わりにしたい | 贈り物にする | 見る→ |
| 旅行費を浮かせたい | 旅行に使う | 見る→ |
| 特定の自治体を応援したい・返礼品は不要 | 応援寄附 | 見る→ |
※返礼品は受付終了・寄付上限への到達により、予告なく取り扱いが終わる場合があります。寄付前に楽天ふるさと納税やAmazonふるさと納税で最新の取り扱いをご確認ください。
30回寄付して分かった、返礼品選びでつまずく3つのこと
- 返礼品が多すぎて決められない。特に年末は寄付が集中し、じっくり選ぶ時間がない
- 冷凍庫に入らない。まとめ買い系の返礼品は容量が大きく、届いてから困ることがある
- 控除上限に端数が出る。1万円単位の返礼品だけだと、上限ぴったりに寄付しづらい
この3つは、返礼品の「内容」ではなく「選び方の手順」を変えると解決しやすくなります。以下、私が実際に繰り返している4つの使い方を紹介します。
①迷ったときは「あとから選べる」― 泉佐野市に10回以上
私がいちばん多く寄付しているのは、大阪府泉佐野市の「あとから選べる さのちょくカタログ」の1,000円コースです。2023年から2026年4月までのあいだに、10回以上、同じものを繰り返し寄付しています。
理由は単純で、寄付するタイミングで返礼品を決めなくていいからです。寄付するとギフトコードが発行され、それを「さのちょく」のポイントに交換しておけば、欲しいものが出てきたときにあとから選べます。1,000円単位で買えるので、控除上限の端数を埋めるのにも使いやすい形でした。
②贈り物として送る ― 伊佐市の黒豚餃子
鹿児島県伊佐市の黒豚にんにく餃子は、リピートしています。ただし届け先は私ではなく、県外に住む家族です。
ふるさと納税は、返礼品の配送先を寄付者以外の住所に指定できる自治体があります。冷凍で日持ちして、小分けパックになっていて、受け取る側が調理のタイミングを選べる——この3つが揃うものは、贈り物として扱いやすいものでした。お中元・お歳暮の代わりに使えるのが、リピートしている理由です。
※配送先を寄付者以外に指定できるかは自治体・返礼品ごとに異なります。また、寄付者本人の名義で申し込まないと控除の対象になりません。申し込み前に各サイトの案内をご確認ください。
③旅行に使う ― トラベルクーポン・宿泊券
ふるさと納税の返礼品には、宿泊券や旅行クーポンなど、旅行に使えるタイプもあります。
| 種類 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 旅行会社のクーポン | 寄付額の一部が旅行予約時に使えるクーポンになる | 宿泊代のみが対象で、部屋数・利用期間に制限があることが多い |
| 自治体の宿泊券 | 特定の宿泊施設で使える券がもらえる | 使える施設が限定される |
使える条件が細かいので、寄付する前に確認しておくと安全です。使い方と注意点はふるさと納税 楽天トラベルクーポンの使い方とデメリット5つにまとめています。
④返礼品を受け取らない ― 能登への応援寄附
ふるさと納税は、返礼品を受け取らない形でも寄付できます。
私は2024年の能登半島地震以降、石川県珠洲市に7回以上、輪島市に3回、災害応援寄附金として寄付しています。いずれも1回あたり1,000円で、返礼品はありません。
- 返礼品の有無にかかわらず、寄付金控除の仕組みは同じです
- 返礼品がない分、自治体に届く金額の割合が大きくなります
- 災害時は「代理寄附」(被災自治体の事務負担を減らすため、他の自治体が受付を代行する仕組み)が用意されることもあります
控除上限のすべてを返礼品に使い切る必要はありません。枠の一部をこちらに回す、という配分もあります。
寄付先は、返礼品ではなく「寄付金の使い道」から探すこともできます。
ポイントで選ぶ時代は終わった(2025年8月と2026年4月の実測)
2025年10月の総務省のルール改正で、ふるさと納税ポータルサイトが独自に付与していたポイント還元は原則禁止になりました。制度の説明はあちこちで見かけるので、ここでは実際にどう変わったのかを、同じ自治体・同じ金額の寄付履歴で比べます。
| 寄付日 | 内容 | 付与ポイント |
|---|---|---|
| 2025年8月5日 | 泉佐野市・1,000円 | 101ポイント |
| 2026年4月4日 | 泉佐野市・1,000円 | 0 |
2026年4月の注文確認メールには、ふるさと納税の寄付は原則として楽天ポイント付与の対象外だと書かれていました。
ポイントが0だったのは、セールを外して寄付したからではありません。同じ日に別の店舗で買ったものには、買いまわり(複数の店舗で買うほどポイント倍率が上がる仕組み)の倍率がついていました。対象から外れていたのは、ふるさと納税の寄付だけです。買いまわりのショップ数にもカウントされていませんでした。
つまり、ポイントの多さを基準に返礼品やサイトを選ぶ意味は、ほぼなくなりました。選ぶ基準は「返礼品そのものが欲しいか」「探しやすいか」に戻ったと考えていいと思います。
サイトごとの違いはふるさと納税ポイント廃止どこがいい?5サイト比較にまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q返礼品はいつ届きますか?
Q「あとから選べる」返礼品にデメリットはありますか?
Q返礼品の配送先を自分以外にできますか?
Q返礼品を受け取らない寄付でも税金は控除されますか?
Qワンストップ特例の対象自治体数に、返礼品なしの寄付は含まれますか?
Qどのふるさと納税サイトを使えばいいですか?
まとめ:目的が決まれば、返礼品選びは短く済みます
- 迷ったら「あとから選べる」を選ぶ:寄付のタイミングで決めなくていい
- 贈り物にするなら配送先指定と冷凍・小分けを確認
- 旅行に使うなら宿泊券・クーポンを
- 返礼品がいらないなら応援寄附に回す
他の返礼品も見てから決めたい方へ
ここで紹介した4つに当てはまるものがなければ、人気ランキングから探す方法もあります。

