「海外旅行のネット、どうするのが一番安い?」
スマホがそのまま海外で使えると便利ですが、何もせずローミングすると高額請求になることがあります。かといって現地でSIMを買うのも不安——そんな人に今いちばん手軽なのがeSIMです。
この記事では、海外旅行用eSIMを厳選3社で比較し、選び方・設定方法までを初心者向けにまとめます。さらに、楽天モバイルの「海外2GB無料」と組み合わせる節約ワザも紹介します。(2026年6月時点の情報をもとに作成。料金・プランは変動するため最新情報は各社公式でご確認ください)
海外旅行の通信は「eSIM」が手軽
そもそもeSIMとは?WiFiレンタル・ローミングとの違い
eSIMは、スマホ本体に内蔵されたSIMにデータプランを書き込んで使う仕組みです。物理SIMの差し替えが不要で、購入後にQRコードを読み込むだけで設定できます。
海外旅行の通信手段は主に3つあり、それぞれ特徴が違います。
| 手段 | 手軽さ | 料金感 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| eSIM | ◯ 申込→QR読込だけ | 安い〜中 | eSIM対応スマホを持つ人 |
| ポケットWiFiレンタル | △ 受取・返却が必要 | 中 | 複数人でシェア・端末非対応の人 |
| 海外ローミング | ◎ 設定のみ | 高くなりがち | 短時間だけ使う人 |
eSIMは「端末さえ対応していれば一番手軽で安い」選択肢です。
eSIMの3つのメリットと1つの注意点
メリット
- 物理SIMの差し替えが不要(紛失リスクもない)
- 出発前に日本で購入・設定できる
- 現地SIMより手続きがシンプル
注意点
- スマホがeSIM対応かつSIMフリーである必要がある(後述の選び方で確認方法を解説)
【節約ワザ】楽天モバイル「海外2GB無料」+eSIMの合わせ技
楽天モバイルは海外でも2GBまで無料
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)を契約していると、対応する国・地域で月2GBまで追加料金なしでデータ通信が使えます。短い旅行ならこれだけで足りることもあります。
詳しくは楽天モバイルは旅行中つながる?国内・海外で使った正直レビューでまとめています。
2GBで足りない分は「eSIMの買い足し」が選択肢
問題は、2GBを超えたあとです。楽天モバイルは2GB超過後に1GB 500円でチャージできますが、長期滞在や動画をよく見る人は、eSIMを買い足したほうが割安になりやすいです。
特に、複数国をまわる周遊旅行や、大容量・無制限を使いたい場合は、eSIMの周遊プラン・無制限プランのほうがコスパが良くなるケースが多いです。
おすすめの使い分け:
- 短い旅行・軽い利用 → 楽天モバイルの2GB無料でOK
- 長期・大容量・周遊 → eSIMを追加で購入
実際の料金は容量・国・期間で変わるため、旅程に合わせて比較するのがおすすめです。
【厳選3社】海外旅行向けおすすめeSIM比較
大手メディアは10社以上を並べていますが、選択肢が多すぎて逆に迷います。ここでは、対応国・料金・日本語サポートのバランスで選んだ3社に絞って紹介します。
1. Glocal eSIM(グローカルeSIM)|日本円・周遊プランが手軽
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | 日本企業(グローカルネット) |
| 対応国 | 約160カ国 |
| 料金例 | 韓国3日間無制限 1,680円/米・ハワイ7日間無制限 3,480円など |
| 特徴 | 日本円決済(為替変動なし)・無制限プランあり・テザリング可 |
日本企業が運営しており、料金が日本円表示で為替を気にしなくていいのが安心ポイント。購入後すぐメールでQRコードが届き、設定は数分で完了します。アジア・ヨーロッパなどの周遊プランや無制限プランが揃っているので、「とりあえず迷ったらこれ」で選びやすいです。
2. Saily(セイリー)|世界中で使えるコスパ重視のeSIM
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | Nord Security(NordVPN系) |
| 対応国 | グローバルプラン対象:約121の国・地域 |
| 料金 | グローバルプラン US$8.99〜(1GB〜20GB) |
| 特徴 | 地域プランあり・セキュリティ機能内蔵・ホットスポット共有可 |
セキュリティ製品で有名なNord Security系のeSIMで、コスパと安定性のバランスが良いサービスです。1GB〜20GBまで容量を細かく選べるため、「使う分だけ買いたい」人に向いています。料金は米ドル建てなので、為替には少し注意しましょう。
3. trifa(トリファ)|24時間日本語サポートで初心者も安心
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | 日本発(株式会社トリファ) |
| 対応国 | 200カ国以上 |
| サポート | 24時間365日の日本語チャット(有人対応) |
| 特徴 | アプリ完結・最短3分・あんしんキャンセル保証 |
利用者が多い日本発のeSIMアプリ。プランの検索・購入・設定・残量確認まですべてアプリで完結し、UIも日本語です。最大の強みは24時間365日の日本語チャットサポートで、海外で通信トラブルが起きても時差を気にせず相談できます。eSIMが初めてで不安な人に一番おすすめです。
一目でわかる3社の比較表
| 比較項目 | Glocal eSIM | Saily | trifa |
|---|---|---|---|
| 運営 | 日本企業 | Nord Security系 | 日本発 |
| 対応国 | 約160カ国 | 約121の国・地域 | 200カ国以上 |
| 決済通貨 | 日本円 | 米ドル | 日本円 |
| 日本語サポート | あり | 限定的 | 24時間有人チャット |
| こんな人向け | 周遊・無制限を手軽に | コスパ・容量を細かく | 初心者・サポート重視 |
※料金・プラン・対応国は変動します。最新情報は各社公式でご確認ください(2026年6月時点)。
失敗しないeSIMの選び方 3つのポイント
① 自分のスマホがeSIM対応・SIMフリーか確認する
eSIMはすべてのスマホで使えるわけではありません。eSIM対応かつSIMフリー(またはSIMロック解除済み)である必要があります。
- iPhone:日本国内で一般的に販売されているiPhoneはXS以降が目安(一部の海外版など例外あり)
- Android:機種により異なるため「設定」→「モバイル通信」でeSIM追加の項目があるか確認
キャリアで購入したスマホはSIMロックがかかっている場合があるので、事前に解除しておきましょう。
② 渡航先と滞在日数に合ったプランを選ぶ
eSIMは「対応国」「容量」「期間」でプランが分かれています。
- 1カ国だけ → その国の単体プラン
- 複数国をまわる → 周遊(地域)プラン
- 滞在日数と使い方 → 容量を選ぶ(マップ中心なら少なめ、動画も見るなら多め)
容量の目安は、Googleマップのナビ中心なら数日で数百MB程度。動画視聴やテザリングをするなら多めのプランが安心です。
③ 日本語サポートがあるか
海外で通信トラブルが起きると、英語のサポートしかないと対応に苦労します。初心者は日本語サポートがあるサービスを選ぶと安心です。この点ではtrifa(24時間日本語チャット)が頭ひとつ抜けています。
eSIMの購入から設定までの4ステップ
ステップ1|出発前に日本で購入・QRコードを読み込む
WEBまたはアプリでプランを購入し、届いたQRコードを読み込んでeSIMをインストールします。この作業は日本にいるうちに済ませておくのが鉄則です(trifaのようなアプリ型はアプリ内で完結します)。
ステップ2|飛行機の中で主回線を「オフ」にする
機内で、普段使っている日本の主回線(楽天モバイルなど)のデータ通信をオフにしておきます。これで現地到着後にeSIM側へ切り替えやすくなります。
ステップ3|現地到着後にeSIMを「オン」+データローミングをオンにする
現地に着いたら、eSIM回線をオンにし、データローミングをオンにします。これで現地ネットワークにつながります。
- iPhone:設定 → モバイル通信 → eSIM回線を選択 → データローミングをオン
- Android:設定 → ネットワークとインターネット → SIM → ローミングをオン
ステップ4|現地で「つながらない」ときのチェックリスト
- eSIM回線が「オン」になっているか
- データローミングが「オン」か
- 「モバイルデータ通信」の回線がeSIM側になっているか
- ネットワークを手動で再選択してみる
それでも解決しない場合は、日本語サポートのあるサービス(trifaなど)ならチャットで相談できます。
【eSIMが不安な人へ】ポケットWiFiレンタルという選択肢
スマホがeSIM非対応だったり、SIMロック解除ができない場合は、ポケットWiFiレンタルが確実です。端末を受け取って電源を入れるだけで使え、複数人・複数端末でシェアもできます。
海外WiFiレンタルならグローバルWiFiが対応国・実績ともに豊富です。受取・返却の手間はありますが、「設定が不安」「家族でシェアしたい」人には安心な選択肢です。
まとめ:楽天モバイル×eSIMで海外の通信費を賢く抑える
海外旅行の通信は、楽天モバイルの2GB無料を軸に、足りない分をeSIMで補うのが手軽で経済的です。
- まず楽天モバイルの海外2GB無料を使う
- 足りない・周遊・大容量なら eSIM(Glocal・Saily・trifa) を追加
- スマホが非対応なら WiFiレンタル で確実に
eSIM選びに迷ったら、初心者は日本語サポートのtrifa、周遊・無制限を手軽に使いたいならGlocal eSIM、コスパ重視ならSailyが選びやすいです。旅程に合わせて、出発前に準備しておきましょう。